上の子(初産・3588g)の出産体験談の続きになります。
今週末に引っ越しを控え、ブログなんて書いている場合じゃないくらいやることがあるんですが、もうね、土日で疲れ果てたんです~(。´-д-)。。。
仕事もたまってるし確定申告も終わってないし、引っ越し先のネット繋がないとだし、荷造りは業者に頼んでいるもののそれなりにはやらないといけないし。。。
家の中は、段ボールとごみ袋だらけで大変なことになっております。。。
てことで、現実逃避にブログ更新中です(*´-ω-`)・・・フゥ
前回の記事では、陣痛開始から分娩台に上がるまでについて詳しく書かせていただきましたが、今回の記事では、分娩開始から赤ちゃんが産まれるまで、産後どのくらい痛みが続いたか、について書かせていただきます。
今回の記事は、会陰切開や肛門が裂けてしまったことまで詳しく書いていますので、さらに痛みを想像させてしまうような内容になっております。くれぐれも【閲覧注意!!】でお願いします。
それでは、続きをどうぞ!!
分娩開始から赤ちゃん誕生までの道のり!!
分娩台に上がり、痛みがくるタイミングでいきむ練習を始めました。
入院してからは、ずっとNSTで使用する胎児の心拍とお腹の張りをチェックするモニターをお腹に着けているので、お腹が強く張り痛みがくると助産師さんもわかるようになっています。
私のお腹が張ると、
助産師さん:『そろそろいくよ~。はい、今いきんで!!!!そんなんじゃ全然ダメ!!もっと足で踏ん張って!!』
と、いきみ方の指導があります。何度か繰り返しているうちに、『あ、まさにう〇こを思いっきりするような感じか。。。』とコツ?っぽいものがわかってきます。
私は、前日からの痛みでほとんど寝ていない状態だったので、分娩台の上でも痛みの波がおさまっている一瞬で眠りにつき、痛みが強くなると目を覚ましていきむ、というのを繰り返していました。
途中、もう本当にきつすぎて、お腹の張りが来てもいきまずにやり過ごせないかなぁ。。。と思ったりもしたんですが、
助産師さん:『あ、今痛み来てるでしょ!?痛みが来たらちゃんと自分で教えてくれないとダメだよ!!赤ちゃん出て来れないよ!!はい、いきんで~』
。。。と、すぐにバレてしまいます。。。∑(´A` )/もうこの痛みからは逃げられません。。。やるしかないんです。
よくネットなんかで出産体験談を見ていると、『赤ちゃんも頑張ってる、もうすぐ赤ちゃんに会えると思うと頑張れました』なんて書いている人を見かけますが、正直全然そんな気持ちにはなれませんでした。。。(。┰ω┰。)そんなキレイなお話じゃ済まないです。
とにかく、『早くこの痛みから解放されたい。。。』のみ。もちろん赤ちゃんを早く抱っこしたい!!っていう気持ちはありましたが、何よりもあの痛みから逃げ出したい気持ちでいっぱいでした。でも逃げれないし。やるしかないし。。。。゜(゜´Д`゜)゜。
私の場合は、本当にそんな感じでした。
肛門が裂ける!!その後、会陰切開。そして赤ちゃん誕生!!
そんなこんなで、意識朦朧としながらも痛みがきたらいきみ続けていました。
途中で先生がやって来て、
先生:『調子どう??産まれそう??あら~、またえらいざっくり裂けたね~』
と言っているのが聞こえました。
裂けた!?裂けたってどこが!???どこが裂けたの?まさかお尻??Σ( ̄□ ̄;)//ェッッ!!?
助産師さん:『はい、またいきむよ~。はい、いきんで~!!!』
先生:『ちょっと切るからね~』 プツン、プツン!!
もうね、体中が痛すぎて何が起きてるかよくわからない感じだったんですが、間違いなくあそこがハサミで切られた間隔がありました。私の記憶する限り、中心の右側と左側の2ヶ所の会陰切開をされました。麻酔なんてしてませんよ!!でも全然痛みは感じませんでした。それ以外に痛いところがありすぎて、それどころではありませんでした。
助産師さん:『頭見えたよ~。はい、力抜いて!!もういきまないで!!』
突然、力を抜くように言われ、力を抜いた途端に赤ちゃんの泣き声が聞こえました。
助産師さん:『おめでとう!!元気で大きな男の子だよ~!!!!』
え??産まれた?私の赤ちゃん??本当に?全然信じられなくて、自分のお腹を触ってみました。
『お腹が大きくない!!本当に産まれたんだ~』
その瞬間、私も『うわ~ん!!!!』と泣き声を上げたんですが。。。なぜか涙は全く出てきませんでした(´ω`。)グスン もうね、痛みがすごすぎて涙すら出なかったみたいです。。。
分娩後の傷口の縫合が地獄だった!!
赤ちゃんは、きれいに体を洗ってもらい分娩台の上ですぐに抱っこさせてもらいました。
私が赤ちゃんを抱っこしている間、足元の方では先生が着々と傷口の縫合を開始していました。麻酔の注射をしてから、傷口を塗っているようでした。
これがもう、痛いのなんのって!!!(´;д;`)
赤ちゃんを抱っこしてるので体を動かすわけにはいかないし(←おそらくそれが狙い?縫合の痛みに集中せずに済むように、ずっと赤ちゃんを抱っこさせられてたのかも?)ひたすら耐えてました。
私:『いたっ!!!いたたたたたたたた!!!!先生、すっごく痛いんですけど!!』
先生:『じゃあ、もう少し麻酔足してあげる。傷口が深いからしっかり縫わないとね。ガタガタの傷跡になるのイヤでしょ!?』
私:『それはイヤですけど。。。』
先生:『じゃ、もう少し我慢ね!』
激痛に耐えながら、こんな感じのやり取りが何度繰り返されたか。。。ようやく縫合が完了し、分娩室の外で待っていた旦那と私の両親が分娩室に入って来ました。
旦那は、『お疲れさま!!頑張ったね!!』と言って頭をポンポンとしてくれ、その瞬間に分娩直後には1滴も出なかった涙が出てきました。
私のお母さんも泣いていて、『おめでとう』と一言。本当に感動の瞬間でした。
あとから聞いた話なんですが、私が分娩室に入ってから40分くらいで赤ちゃんの泣き声が聞こえたみたいなんですが、『生まれましたよ』と言われてから1時間以上待たされたそうです。つまり、分娩よりも縫合にかなりの時間がかかったみたいなんです。。。
分娩室から病室への移動、初めてのトイレ事件
分娩室から病室への移動がまた大変でした。
もうね、生まれたての小鹿状態で足も腕もフラフラで体に全然力が入りません。なんとか車椅子に乗って病室に運ばれました。和室だったので布団まで歩いていくのがまた大変!!旦那と看護師さんに両脇を抱えられて、ひきずられるような感じで布団に横になりました。
出産したその日は、赤ちゃんは預かってもらっているため1人でゆっくり休める日だったんですが、色んなところが痛くて夜は全く眠れませんでした。
まず、尿意を全く感じないので、看護師さんが定期的に病室に来て尿道に管を通して尿をとってくれます。悪露のチェックや産褥パッドの交換なんかも全部看護師さんがやってくれます。だから産褥ショーツが必要なんですよね~
もう、とにかく痛みがすごすぎて。。。痛み止めなんて全く効かないですし、『産後こんなに痛いなんて聞いてないよ~。・゚゚・(>д<;)・゚゚・。 ヒィッ』と思いながら、夜を明かしました。
次の日になっても痛みはおさまりません。相変わらず尿意は全く感じないし、でもトイレに行かないと行けなくなっちゃうと言われ、這いつくばりながらトイレに行っていました。それでも出ず。。。
出産から2日後、水洗トイレの水が流れる音を何度も聞きながらようやく自力で排尿できました。でも、う〇こはまた別の話!!また出産する、くらいのレベル!!
病室に戻ったときから、痛み止めとマグミットを処方されていたんですが、う〇こをするのが怖くてマグミットはこっそり飲んでなかったんですよね。。。(´;ω;`)ウッ
でも看護師さんにそれがばれて、『しっかり飲まないと、どんどんきつくなるよ!!』と怒られてようやく飲み始めました。
初めてのう〇こは、マジで事件でした。。。『赤ちゃん産めたんだから、絶対大丈夫なはず!!』と自分に何度も言い聞かせて、たぶん1時間近くかけて排便できたような気がします。
退院してからも、う〇こをするときの恐怖は数ヶ月は続きました。
会陰切開&肛門が裂けた傷跡が痛すぎて、座れない!!歩けない!!
ここまで読み進めていただいているので、だいたい想像できるかと思いますが。。。
もうね、下半身が痛すぎて、普通に座るだけでも激痛でした・゜・(PД`q。)・゜・
ドーナツ型クッションも用意していたんですが、入院中は下半身の痛みと体全身の痛みで起き上がるのもかなり大変!!おかげさまで、入院中は全くごはんが食べれず退院時までに9キロ近く痩せました。
出産前は70キロ以上あったのに、出産から5日目ですでに61.3キロになってました↓↓
出産から2~3日後には、母乳のせいでおっぱいが岩のようにガチガチになり、腕を使うのも激痛に。。。胸が痛いので力を入れれないんです。今考えると、全然ごはんを食べていなかったのによくあんなに母乳が出たなぁ。。。まさに奇跡!!
入院していた部屋が和室だったこともあり、起き上がるのが本当に痛くてつらくて、赤ちゃんが泣いてもすぐに起き上がれなくて、何度も自分の中で『よし!!起き上がるぞ!!』と覚悟を決めないとお世話ができないような状況でした。
退院後2日目くらいかなぁ?お尻の痛みがあまりにもひどいので、『もしかしたら、肛門の中身が外に飛び出してしまったのかも!?痔になったのかも!??』と思い、産婦人科へ電話をして再度受診をしました。
この産婦人科へたどり着くまでも、激痛に耐えながらで本当に大変でした。
産婦人科の先生に診てもらったところ、『痛いのってここでしょ!?』と傷口をポンポンっと触られ、『痛~~~~!!!!!』と絶叫。。。
先生:『傷口が結構深かったから痛いんだと思うけど、痔ではないから大丈夫だよ。痛み止め多めに出しとくから。』と言われました。。。
そのときにはじめて、『あ~、やっぱりあのとき、肛門まで裂けたんだ。。。』と知りました。産婦人科では何の説明もされなかったので。。。
いきんでいる途中に肛門まで裂けてしまい、そのあと会陰切開もしたんだなぁとようやく悟りました。
ちなみに、肛門への違和感は1年以上続きました。2年後くらいに肛門科を受診し、肛門の状態を診てもらったくらいです(´-ω-`;)ゞポリポリ 自分では怖すぎてチェックできませんでした。。。
会陰切開と肛門裂傷の痛み、いつまで続く!?陣痛とどっちが痛い??
この会陰切開の痛みと肛門まで裂けた痛みは、数ヶ月続きました。
赤ちゃんの1ヶ月健診で病院に行ったときも、まわりのママさんたちは普通にソファーに座ってましたが、私は痛みで座れなかったのでずっと立っていました。まともに歩けるようになったのも、いつだったかわかりません。
とにかくずっと、足を引きずるように歩き、家ではドーナツ型クッションを使い、ヒーヒー言いながら産後を過ごしていました。最低でも2ヶ月くらいは、まともに座れなかったと思います。
私の場合、陣痛よりも何よりも産後の痛みが本当に苦痛でした+。・(Pд`。q)゜。+
でもなかなか、ここまで産後に痛みが続いている人っていないみたいで、まわりに理解してもらえないのが本当につらかったです。。。
産後1ヶ月くらいの友達のところに遊びに行くだびに、ひょいひょい歩いている姿を見て本当にビックリさせられます。本当、お産って十人十色なんだなぁと実感。。。
今まさに出産を間近に控えていますが、陣痛よりも産後の痛みの方が恐怖なんです。。。アタヽ(´Д`ヽ ミ ノ´Д`)ノフタ
産後の痛みがここまでひどかった理由としては、赤ちゃんが大きかったことや肛門が裂けてしまったことなど、色々考えられると思いますが、会陰切開や肛門裂傷がそこまでひどくならないようにすれば、産後の回復は全然違うんじゃないかと思うんですよね!!
なので、逆子が治り次第、会陰マッサージや膣ピチュを開始したいと思っています!!
ちょっとでも会陰切開を軽く終わらせられれば、きっとあんなに痛い目に合わずに済むはず!!もう肛門が裂けるなんて嫌だ!!!!
このまま逆子が治らなければ、帝王切開になってしまうので会陰も肛門も関係なくなってしまうわけですが、この記事を読んでくれている正常分娩予定の妊婦さんは、会陰マッサージや膣ピチュをやってみることをおすすめします!!
どのくらい効果があるかはわかりませんが、それでもやらないよりは何か意味があるかもしれませんし。。。最近2人目を出産した友人が、『会陰マッサージ、かなり効果あった!!今回は出産直後から普通に座れたよ』と言っていたので、是非やってみて欲しいです!!
上の子のときは、こんな感じで陣痛から分娩になりました。
こんな散々な目に合って、『もう絶対出産なんてしない!!』って心に誓ったはずなのに、またもう1回この体験をしようとしてるなんて、本当に不思議ですよね~。赤ちゃんは、それだけ素晴らしいっていうことなんでしょうね。
今回はどんなお産になるのかなぁ????